ピラミッド付近で木造船発見

エジプトの考古省が1日、首都カイロの南に位置するアブシールのピラミッド群付近で、チェコの考古学チームが約4500年前の葬儀用の船を発見したと発表した。
マスタバと呼ばれる古代の墓の発掘作業を行っていた同チームのメンバーらが、砂に埋もれ土の上に置かれていた全長18メートルの一部を発見したそうだ。
同チームを率いるミロスラフ・バルタ氏は声明で、「これは非常に希少な発見だ。これほどの大きな船を建造できるのは、当時、王族など社会の頂点にいる人々に限られていた」と述べ、遺跡がマスタバの南側の壁付近で発掘されたことは、「墓の所有者が非常に高い地位にあった」ことを示していると指摘。
この船を慎重に発掘して記録することは、古代エジプトの船や埋葬の儀式における船の位置づけについての我々の理解に大きく貢献するだろうと述べたという。
この墓の持ち主は一体どんな人物だったのだろうか?エジプトにはまだまだ謎が隠されていそうだ。