国内最高齢ゾウはな子死亡

東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されていた、国内最高齢のゾウ「はな子」が69歳にして死亡した。死因は老衰とみられている。
今年の誕生月に体調を崩し、落ち着いてきた矢先の出来事だった。同園では現在、ゾウ舎の前に献花台を設けている。
昨日午前8時半、出勤した飼育員がゾウ舎に行くといつも立っているはな子は倒れているのを見つけた。体重で内臓に負担がかからないように、ロープで寝返りを打たせようとしても動かず、同日3時に死亡が確認された。前日は落ち着いた様子で、体調にも変わりはなかったという。
はな子は1949年、戦後最初のゾウとして、タイから来日し上野動物園で飼育されていた。井の頭自然文化園には1954年に転園し、2013年に国内最高齢の66歳のゾウとなった。
童話「かわいそうなぞう」のモデルの「花子」の名前を受けついだ「はな子」。日本で一番愛されたぞうだった。