蟹の恩返し

鶴の恩返しは有名だが、蟹の恩返しというのもあった。

昔、山城国(現山城町綺田)に観音様を厚く信じる農家の父娘がいた。
ある日、娘は村人がとる蟹を哀れみ逃がしてやる。またある日、父は田で蛇に飲まれる寸前の蛙を助けるのに「娘を嫁にやるから蛙を助けて欲しい」とうっかり言ってしまう。その夜、立派な男性の姿をした蛇が娘を貰いに来るが、「三日待ってくれ」と懇願。男性は一度、引き下がる。

三日目、板を打ち付けた部屋の中で父娘は懸命に観音経普門品を唱え祈っていた。やってきた蛇は約束が違うと怒りだし、家の周囲で暴れる。しかし突然、その音がやんだ。夜が明けて見てみると、家の周囲には蟹の鋏で切り裂かれた蛇の死体が転がっていた。

娘が以前助けた蟹に助けられた、という話だが地域によって色々な話があり、微妙に異なっているヴァージョンもある。

本来なら事の発端となった蛙が恩返ししたかったところだろうが、それができるなら最初から蛇に飲まれたりしない。

そこで娘が蟹を助けた伏線を張られている。結構強引だ・・・

アタリのET

『E.T.』はアタリ社没落の兆しとされ、しばしばテレビゲーム史上最大の商業的失敗作、または史上最低のゲームタイトルだと言われている様だ。

グラフィックも当時のゲームと比べても評価が低く、散々な言われ方だ。

主人公である異星人E.T.を操り、通信機の部品を探し出し、組み立て、最終的に故郷に帰ることを目的とした内容で、科学者などの追手をかわしながら進んでいく展開。

E・Tの鳴き声で助けを求めたり、面白い部分はあったと思うのだが。

ブランドを過信したビジネスの失敗例としても取り上げられている。

残念な事だ。

 

古い建物

聖路加病院と築地の中間辺りには、今も古い木造の建物が多く残る。

聖路加病院があった為に空襲を免れたのだと言う。

築80年などと聞くと、どれだけの歴史を観てきたのだろうと思う。

まだまだ健在な建物を見ていると、感慨深いものがある。

金具

古い金具が、錆びているところに風情を感じるなどと言うと、おかしいんじゃないかと思われるだろう。

だが、その錆びこそが金具の劣化を教える、時間の経過を知らせてくれる大きなヒントになっている。

それで金具に魅かれる時もあるのだ。

 

ローカル線

ローカル線の中には地域生活の足としての利用だけでなく、観光地の鉄道として知られているものも多くある。

山あいの風光明媚な区間を走る山岳鉄道や、旧式化によって本線ではすでに使用されなくなった年代物の車両や蒸気機関車を走らせているところもある。

風情を感じさせるものが多い。

ローカル線の心地よい風に当たりたい。

長い時間

古い物に価値があると思えるのは、長い時間に耐えてきた事の重みにあるのではないかと思う。

時間が経つにつれ、劣化していきながらもその時間・その時間を過ごしてきたという重み。

ストーリー性があったり、想像力を刺激するのがまた良い。

ただ古いだけではなく、歴史を刻んでいる、そういう物が素晴らしいと思う。

茶室

茶室(ちゃしつ)は、日本式の茶道において、茶事の主催者(主人、亭主)が客を招き、茶を出してもてなすために造られる施設の事だ。

独立した建物として造られる場合と、書院などの建物内に造り込まれる場合がある。

いずれの場合も露地と称する庭園を伴うのが一般的であったが、現代ではホテルや公会堂、商業ビルの一角などに造られることもある。四畳半を標準として、それより狭いものを小間の茶室、広いものを広間の茶室という。

たまには平安時代や鎌倉時代に心を向けて、ゆったりと過ごすのも良いものだ。

収集

コレクターというのは居るものである。

古書は読むものではなく、買うものだと言う人も居る。

収集癖は、衣食住足りて人生を更に豊かにする為に与えられた本能の一つなのだろうか。

これは持ってないといけない、という強迫観念にも似た物がある。

集めれば集める程、楽しくなっていくので贅沢な趣味だと思う。

トランジスタ

トランジスタは増幅、またはスイッチ動作をさせる半導体素子で、近代の電子工学における主力素子である。transfer(伝達)とresistor(抵抗)を組み合わせた造語だ。

通称として「石」がある(真空管を「球」と通称したことに呼応する)。たとえばトランジスタラジオなどでは、使用しているトランジスタの数を数えて、6石ラジオ(6つのトランジスタを使ったラジオ)のように言う場合がある。

デジタル回路ではトランジスタが電子的なスイッチとして使われ、半導体メモリ・マイクロプロセッサ・その他の論理回路で利用されている。ただ、ICの普及に伴い、単体のトランジスタがデジタル回路における論理素子として利用されることはほとんどなくなった。一方、アナログ回路中では、トランジスタは基本的に増幅器として使われている。

真空管の音の良さは、何よりの魅力だと思う。

蓄音機

レコードプレイヤーの前身として、蓄音機があった。

その蓄音機が未だに販売されているのを見ると、嬉しくなる。

まるですぐ近くで生演奏しているかの様な迫力、それが蓄音機を通して再生する大きな魅力だ。

レコードを回転させて針先でミゾの振動を振動膜に伝え、ホーンで拡大する仕組みになっている。

発明はエジソンだが、音楽を楽しむ目的ではなかった。

後のレコードプレイヤーと併せて、エジソンはどう思うだろうか。